フェルメール作品を日本の美術館で鑑賞する3つの方法【完全保存版】
【真珠の耳飾りの少女】や【牛乳を注ぐ女】でお馴染みのヨハネス・フェルメールの作品は現存するものは三十数点しかありません。
また、その作品は世界17もの美術館に散らばっており、なかなか見ることはできません。
なので、希少なフェルメールの作品を日本で鑑賞することはなかなか難しいです。
この記事では、そんな希少なフェルメールの作品を日本で鑑賞できる3つの方法について紹介します!
①国立西洋美術館に行く
世界に三十数点しかないフェルメール作品ですが、そのうちの一点が日本に所蔵されています。
その作品は、【聖プラクセディス】で、東京・上野にある国立西洋美術館に所蔵されています。
しかし、実はこの作品はいまだに研究者の中で真作か贋作か意見の分かれる作品です。
なので、表記は「ヨハネス・フェルメール(に帰属)」と書かれており、かっこ付きです。
真贋は分かれる作品ですが、作品としての価値はとても高いので、ぜひ一度訪れてみてください。
所在地:〒110-0007 東京都台東区上野公園7番7号
開館時間:9:30~17:30 金曜・土曜日 9:30~21:00
休館日:毎週月曜日
料金:一般500円 大学生250円
電話番号:050-5541-8600
②大塚国際美術館に行く
大塚国際美術館は、古代壁画から現代絵画に至るまで西洋絵画約1000点を陶板に再現し、展示する陶板名画美術館です。
広い館内の一角にフェルメールの複製品が集まる展示室があります。
複製品には代表作【真珠の耳飾りの少女】やまだ日本に来日したことのない【デルフトの眺望】などが展示され、原寸大で名画が鑑賞できます。
所在地:徳島県鳴門市鳴門町鳴門公園内
開館時間:9:30〜17:00
休館日:毎週月曜日(祝日は開館、翌日休館。その他特別休館あり)
料金:3240円(前売り3100円)
電話番号:088-687-3737
③日本で開催される展覧会に行く
メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年
「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」という展覧会が、大阪と東京の2会場で開催されます。
ニューヨークのメトロポリタン美術館は世界三大美術館の一つとされています。
「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」は、その西洋絵画コレクションから選りすぐった作品を展示し、西洋絵画史500年の流れをたどる展覧会です。
カラヴァッジョ《音楽家たち》、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》、そしてオーギュスト・ルノワール《ヒナギクを持つ少女》など、65点の名品を展示し、そのうち46点は日本初公開となります。
この展覧会で初来日となるフェルメールの作品があります。
それは、【信仰の寓意】です。
【信仰の寓意】が次来日するのはいつになるのかも分からないのでこの機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
■大阪会場
会期:2021年11月13日(土)〜2022年1月16日(日)
会場:大阪市立美術館
住所:大阪市天王寺区茶臼山町1-82
URL:https://www.osaka-art-museum.jp/
■東京会場
会期:2022年2月9日(水)〜5月30日(月)
会場:国立新美術館
住所:東京都港区六本木7-22-2
URL:https://www.nact.jp/
おわりに
この記事では、フェルメール作品を日本で鑑賞する3つの方法についてまとめました。
展覧会に関しては常に情報がアップされるのでしっかりチェックしておきましょう。
このサイトでもフェルメールに関する情報を随時アップしています!
下記では、他にもフェルメール作品(全37作品)を一覧にしてまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください。