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【どこにある?】フェルメール作品に出会える全17の美術館【完全版】

【どこにある?】フェルメール作品に出会える全17の美術館【完全版】

【牛乳を注ぐ女】【真珠の耳飾りの少女】でお馴染みのヨハネス・フェルメールの作品は現存するもので37点しかありません。

その作品の価値はどれもとても高く、世界中にある17の美術館に保存されています。

そこでこの記事では、そんなフェルメールの作品が保存されている17の美術館と保存されている作品を紹介していますので是非ご覧ください。

耳飾りちゃん

また、日本でフェルメール作品を鑑賞する方法は「日本でフェルメール作品を見るには」にまとめていますので、気になる方は見出しからどうぞ。

マウリッツハイス美術館(オランダ)

マウリッツハイス美術館

19世紀初頭に王室絵画陳列室として定められて、オランダ総督ウィレム一世のコレクションを中心に展示しています。

フェルメールの代表作【真珠の耳飾りの少女】【デルフトの眺望】他、レンブラントやファブリツィウスなど、フェルメールと同じオランダ黄金時代に活躍した画家たちの作品とともに鑑賞を堪能することができます。

アムステルダム国立美術館(オランダ)

アムステルダム国立美術館

「オランダ芸術と歴史の旅」をコンセプトに中世・ルネサンスから現代までのオランダ美術の名作を時系列順に展示するオランダ美術の殿堂です。

なかでもオランダ黄金時代の絵画コレクションは世界一の展示数を誇り、フェルメール【牛乳を注ぐ女】の他、レンブラントの大作として知られる【夜警】などを見ることができます。

レンブラント「夜警」

ケンウッド・ハウス(イギリス)

ケンウッド・ハウス

元はイギリスの刑事マンスフィールド伯爵家の邸宅でしたが、20世紀にギネス・ビール会長アイヴィ伯爵が買収しました。

現在はアイヴィ族のコレクションを展示しています。

フェルメールをはじめとするオランダ絵画の他、イギリス絵画や現代造園家による庭園も見どころです。

耳飾りちゃん

また、ここに所蔵されている【ギターを弾く女】は一度盗難被害に遭っていることでも有名です。

バッキンガム宮殿ステート・ルーム(イギリス)

バッキンガム宮殿ステート・ルーム

バッキンガム宮殿内にある、珠玉のロイヤル・コレクションの展示室です。

毎年夏季限定で一般公開していて、事前予約で観覧できます。

フェルメールやルーベンス、ニコラ・プッサン・カノーヴァなど、世界各国から集められた絵画や彫刻などを楽しむことができます。

耳飾りちゃん

常設展示ではないので、フェルメール作品の中でもなかなか【音楽の稽古】は見ることが難しいですね。

スコットランド・ナショナル・ギャラリー(イギリス)

スコットランド・ナショナル・ギャラリー

スコットランドの首都エディンバラにある美術館で王立アカデミーを併設しています。

常設展はラファエロやティツィアーノらルネサンス期のイタリア絵画から、モネやゴーギャンら印象派まで、手広く扱っています。

西洋美術史の流れの中でフェルメールを見ることができます。

ロンドン・ナショナル・ギャラリー(イギリス)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー

ロンドンの中心部に立つ国立美術館で、特にヨーロッパ絵画コレクションは世界的な規模を誇り、著名な作品を数多く所蔵しています。

フェルメール作品を2点所有していますが、そのうち【ヴァージナルの前に座る女】はフェルメール最後の作品とされており、転売の末に美術館が購入したという経緯があります。

耳飾りちゃん

レオナルド・ダ・ヴィンチの【岩窟の聖母】やファン・ゴッホの【ひまわり】、ディエゴ・ベラスケスの【鏡のヴィーナス】など、フェルメールに限らず見どころ満載です。

アイルランド・ナショナル・ギャラリー(アイルランド)

アイルランド・ナショナル・ギャラリー

アイルランドの首都ダブリンの国立美術館で、主な展示品は14〜20世紀の西洋絵画・彫刻作品です。

耳飾りちゃん

フェルメールの【手紙を書く婦人と召使い】は元々個人所有でしたが、2度の盗難の末にセキュリティのしっかりしたアイルランドの国立美術館に寄贈されました。

フェルメールら、オランダ黄金時代の画家たちに多大な影響を与えたカラヴァッジョや、フェルメールともにバロック絵画の巨匠として知られるレンブラント作品も観覧できます。

ベルリン国立美術館(ドイツ)

ベルリン国立美術館

プロイセンの歴代王家のコレクションを基盤とする美術館・博物館群の総称で、展示品はジャンル、時代ごとに18の部門に分かれており、それぞれ別の建物に収められています。

フェルメール作品はその中の国立絵画美術館に収蔵されています。

ドレスデン国立絵画館(ドイツ)

ドレスデン国立絵画館

ドレスデン市内の12の博物館の総称です。

自画像が描かれているという説もある【取り持ち女】など、フェルメール作品2点は、18世紀までのヨーロッパ絵画を収集した古典絵画館に収められています。

その他ラファエロやジョルジョーネ、クラナッパなどルネサンス絵画の展示品も充実しています。

耳飾りちゃん

なんと【窓辺で手紙を読む女】は2022年に修復後初来日しますので、要チェックです!

シュテーテル美術館(ドイツ)

シュテーテル美術館

フランクフルトの銀行家ヨハン・フリードリヒ・シュテーデルにより設立された美術館です。

フェルメールの男性単体像2点のうちの一つ【地理学者】を所蔵しています。

ルネサンスの立役者ボッティチェリから、20世紀の偉大なる画家バブロ・ピカソまで、多岐にわたるコレクションを展示していることで知られています。

アントン・ウルリッヒ公美術館(ドイツ)

アントン・ウルリッヒ公美術館

1754年創設で、ヨーロッパの中で最も歴史のある美術館の一つです。

神聖ローマ帝国の公国ブラウンシュヴァイク=リューネブルクを統治したアントン・ウルリッヒのコレクションを基盤としており、オランダ絵画を数多く所蔵しています。

ルーヴル美術館(フランス)

ルーヴル美術館

言わずと知れた美術の殿堂で、レオナルド・ダ・ヴィンチの【モナリザ】や古代ギリシャの彫刻【サモトラケのニケ】で名高いです。

フェルメール作品2点は、リシュリュー翼の2階、北ヨーロッパ絵画のコーナーに並んで展示されています。

ウィーン美術史美術館(オーストリア)

ウィーン美術史美術館

神聖ローマ皇帝のマクシミリアン一世から始まるオーストリアの歴代君主のコレクションです。

フェルメール最大級の作品【絵画芸術】をはじめ、ピーテル・ブリューゲルやアルチンボルドなど、名だたる画家の作品が収められています。

メトロポリタン美術館(アメリカ)

メトロポリタン美術館

世界最大級の美術館で、ヨーロッパだけでなく、尾形光琳など日本の絵画も多数所蔵しています。

アメリカの大富豪たちがコレクションを寄贈したため、フェルメール作品を、世界最多の5点所有しています。

耳飾りちゃん

【信仰の寓意】は現在(2021〜2022年)初来日している作品です。

せっかくですからぜひ本物の作品も見たいですね。

ワシントン・ナショナル・ギャラリー(アメリカ)

ワシントン・ナショナル・ギャラリー

1937年、銀行家アンドリュー・メロンが自身の美術コレクションを政府に寄贈したことから開館した美術館です。

所蔵しているフェルメール作品4点もメロンが集めていたものでした。

西棟が伝統的絵画・彫刻、東棟に現代美術が展示されています。

フリック・コレクション(アメリカ)

フリック・コレクション

実業家ヘンリー・フリックのコレクションを展示しています。

美術館の建物も、元はフリックの邸宅でした。

小規模ながらもフェルメール作品3点のほか、エル・グレコやゴヤなど著名画家の作品を所蔵しています。

日本でフェルメール作品を見るには

国立西洋美術館

日本にもフェルメール作品とされるものが東京・上野にある国立西洋美術館に所蔵されています。

その作品は、【聖プラクセディス】です。

耳飾りちゃん

しかし、実はこの作品はいまだに真作か贋作か意見の分かれる作品なのです。

なので、表記は「ヨハネス・フェルメール(に帰属)」と書かれており、かっこ付きです。

また、この他にもフェルメール作品を日本で見ることができる方法があります。

下記にて詳しくまとめていますので、ぜひコチラも参考にしてください。

おわりに

定期的に公開されているフェルメール作品は35点で、他にフェルメール作品は2点ありますが、見ることはほとんどできません。

その2点とは、【合奏】【ヴァージナルの前に座る若い女】です。

【ヴァージナルの前に座る若い女】は個人所有なのでほとんど見ることはできませんが、2008年に来日しました。

展示会情報をこまめにチェックしておくと、見ることができるかもしれません。

しかし、【合奏】は、1990年3月18日の深夜、アメリカ・ボストンのイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館にて、警官に扮して侵入した2人組の強盗によって盗まれ、現在も見つかっていません。

耳飾りちゃん

なので、【合奏】だけは見ることはできないのです。。。。

この記事では、フェルメール作品に出会える全17の美術館について紹介しました。

下記では、フェルメールの全37作品についてまとめていますので、こちらもあわせてご覧ください。

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